サウンドアーティスト、エクスペリエンスデザイナー。 2018年11月にPentagram Londonのパートナーに就任。
明和電機のアシスタントを務めた後渡英、王立美術大学院 Royal College of Art (RCA)に入学。卒業後は、アーティスト活動と平行し、スウェーデンの新進の楽器メーカーTeenage EngineeringやDisneyのリサーチ部署でインタラクションデザイナーとして働く。2008年にデザインスタジオYuri Suzuki Ltdをロンドンに構える。
2013年からは、母校RCAインフォーメーションエクスペリエンスデザイン学科、Bartlettインタラクティヴアーキテクチャーラブで教鞭をとる。
サウンドーアーティストとしては、Tate Gallery(ロンドン)Barbican Centre(ロンドン)Mudam(ルクセンブルグ)東京都現代美術館など世界中で展示されており、中でも「OTOTO」(音楽に特化したデベロップメントプラットホーム)と「Colour Chaser」(共感覚をテーマにした音楽トイ2017年商品化)は、2014年にニューヨーク近代美術館(MoMA)のパーマネントコレクションに認定。
デザインやアートプロジェクトのコンサルタントとしての活動もしており、クライアントはwill.i.am、Jeff Mills, OK Goといったミュージシャンから、Google、Swarovski、Sonosなど世界的な企業まで多岐に渡る。
また教育者として、子どものための音楽・テクノロジー教育に力を注いでおり、自身で開発した「OTOTO」「AR Music Kit(ARを使った音楽教育用アプリケーション)」を用いたワークショップデザインやキット制作を精力的に行っている。
2018年より世界最大のインディペンデントデザイン事務所Pentagramのパートナーに就任。コンセプトメイキング、インタラクティブデザイン、アートディレクション、音に関わるインスタレーションを中心にデザインコンサルティングを行なっている。
各プロジェクト毎にクライアントが本質的に求める価値を実現する為に、初期のアイディアから実験・トライアルのプロセスを繰り返し制作、革新的で、美しく、かつユニークなプロジェクトをデザイン・プロデュースしている。
展覧会
2019-2020
Sound in Mind (solo show)
Design Museum London
2015-2016
This is for everyone
Museum of Modern Art New York
2014
Digital Revolution
Barbican Gallery London
2013-2014
Jukeboxes in Tate Britain
Tate Gallery London
2013
Garden of Russolo
Victoria and Albert Museum London
2013
Looks Like Music
Mudam Luxembourg
2012
Designers in Residence
Design Museum London
2011
Media Scape
Nam June Paik Art Center Seoul
受賞歴
2016
デザイナーオブザ・フューチャー
Design Miami/Swarovsk
2013
審査員特別賞 (Sound Art)
アルス・エレクトロニカ
2013
審査員特別賞(Interactive Art)
アルス・エレクトロニカ
2012
ファイナリスト PAD アワード
Pavilion of Art and Design
2012
デザイナーインレジデンス
Design Museum London
2009
審査員特別賞 (Interactive Art)
アルス・エレクトロニカ
作品所蔵
ニューヨーク近代美術館 (MoMA)
デザインミュージアムロンドン
イスラエル博物館
シカゴ美術館
ロンドン交通博物館
ナムジュン・パイク・アートセンター
コルビュジェ財団