ルックス・ライク・ミュージックは、Mudamルクセンブルク・ジャン大公現代美術館のコミッションで制作されたインスタレーション。
作品「カラー・チェイサー」のアイディアをベースにした作品です。
これは、黒い線を検出してその上を走る白いミニチュアロボットが走りながら、従来の楽譜ではなく、色や図形を読み取ることで音を奏でます。「カラー・チェイサー」は元々は難読症の人のためにデザインされたものですが、そこにある音のビジュアライゼーションと音を生み出す新鮮な喜びは、障害の有無に関わらず、誰もが新しい気持ちで積極的に音と向き合あおうとすることを誘導する作品です。